出版実績

トピー

印度への道

大正から昭和、平成を生き抜く一人の男の挑戦の記録。

ジャンル
単行本 ノンフィクション
シリーズ
その他
著者
・著
ISBN
タマキイソジ
判型
4-6 ・ 184ページ
出版年月日

内容紹介

戦前、戦後を生きる一人の日本人の姿から歴史が見える。日本がまだ貧しい時代、著者は刻苦勉励に励み、戦時中にはビルマで軍用自転車の生産に携わり、戦後は自転車の組立て販売に尽力。その根底には、「印度へ行って、独立の志士を支援したい!」という印度独立運動への強い想いがあった。そして、「自分のことよりも、自分に関わった周囲の人々を大切にする」という信条は、印度国民軍首班スバス・チャンドラ・ボース・メタジや将校シーラジ氏の生き様から学んだこと。それは同時に、戦後、日本人が手を携え合って焦土の中から復興した姿とも重なる。人間の美質がそこにはある。本書は、志を持って、勤勉に努め、人を大切にすることで、すばらしい人生が開けるということを教えてくれる一冊です。

■著者紹介
大正5年、兵庫県加古郡阿閇村ニ子に生まれる。昭和11年、大阪発動機製造株式会社(のちのダイハツ工業株式会社)入社。同年、砲兵として召集を受ける。昭和16年、召集解除後、昭和18年に山口自動車ビルマ派遣副班長兼技師・工場長に。太平洋戦争中はラングーンで働く傍ら、印度独立運動に携わる。敗戦後、帰国して昭和22年株式会社緬友製作所(のちの富士機械株式会社)を設立。

■著書
『死へ生きる』(2014年3月小社刊)
『花・佛』(2012年8月小社刊)

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