家庭をもてる子どもに育てよう
知的障害児自立のための教育実践
生活こそ教育の場。調理は最良の教材です。
- ジャンル
- 単行本 教育・学参・受験
- シリーズ
- その他
- 著者
- 石毛 すみ・著
- ISBN
- 9784779004810
- 判型
- 4-6 ・ 208ページ
- 出版年月日
- 2009-09-20
内容紹介
特例学級の教師として、知的障害児と共に生活してきたなか生まれた独創的な指導法を紹介。知的障害は一つの個性であり、一人ひとりはそれぞれ潜在能力を持っている、と著者はいいます。その能力を伸ばすために、「生活」はかけがえのない学習の場です。たとえば、掃除や調理の繰り返しは、身体能力やコミュニケーション能力を格段に高めてくれます。ですから、大人は子どもにやらせることに臆病になってはいけません。子どもから「できる」喜びと笑顔を奪ってはいけません。子ども達が幼いうちに、家庭と学校が一丸となって支援することで、彼らは幸せに生きていく力を身につけることができるのです。「自立した子に育って、いつか就職や結婚をしてほしい」、そんな親の切なる願いを実現するための方法論が詰まった一冊です。
■著者紹介
大正8年、東京都生まれ。昭和25年に品川区の都立青鳥中学校に赴任し、小杉長平先生と杉田裕先生に出会い、知的障害児の日常生活指導の基礎を学ぶ。昭和30年、墨田区立吾嬬第一中学校特殊学級に転任し「墨田プラン」の発足に携わる。昭和38年に練馬区立大泉小学校特殊学級に転任。「生活即教育」「量は質を変える」等独創的な実践をする。55年に退職後「調理学習」の重要さを説き、自宅の台所を開放して80歳まで「親子調理学習」を推進。
あなたも出版してみませんか?
お気軽にご相談ください。
03-5411-7188
営業時間:平日10:00〜18:30