こかげの椅子
できることは、ただ、傍らに「座る」ということ。
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- 増刷 その他
- 著者
- 三尾 慶信・著
- ISBN
- 判型
- 4-6変 ・ 128ページ
- 出版年月日
- 2009-11-25
内容紹介
大切な人の「死」に直面したとき、私たちはどうすればいいのだろう。カナダ、バンクーバーのホスピスや緩和病棟で、数多くの「死」に向かい合ってきた著者だから語れる、死の真実。「看取る」「見舞う」といった上からの目線ではなく、同じ立場の「死に逝く」ものとして向き合うことの大切さや、ただ傍らで、逃げずに「座る」ということの苦しさ。そして、溢れ出る感情を受け止めることの難しさなど、大切な人の傍らで抱く思いをひとつひとつ紐解き、私たちにできることを示してくれる。偽りのない想いでぶつかっていくことで、相手との関係はもちろん、自分自身のあり方、生きることの意味が見えてくる。やわらかな絵とともに綴られた、大人向けのメッセージ絵本。
■著者紹介
1971年福岡県の浄土真宗本願寺派正覚寺15世の次男として生まれる。The University of British Columbia(ヴァンクーヴァー、カナダ)の学部,修士課程、博士課程を通じて,ひとの生と死、いのち,こころを学際的に学ぶ(医療人類学/社会学、カウンセリング心理学,医療倫理学等先攻)。また、ヴァンクーヴァーのホスピス,緩和病棟、集中治療室,老人病棟等にボランティア,運営委員として10年以上関わる。著書に『よりみち日和』(小社刊)がある。
■WEBサイト
『MIOpen へいわな議論』
■著書
『ともしび模様』 (小社刊)
『じかんの告白』 (小社刊)
『みえない自分』 (小社刊)
『よりみち日和』 (小社刊)
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