毛利輝元
傾国の烙印を押された男
戦わずして90万石を失った戦国大名。
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- 増刷 その他
- 著者
- 池田 平太郎・著
- ISBN
- 9784779006333
- 判型
- 4-6 ・ 400ページ
- 出版年月日
- 2011-01-20
内容紹介
偉大な祖父と、英明な二人の叔父に育てられた戦国大名・毛利輝元。人は輝元を、「世間知らずのボンボン」「暗愚の将」と言う。それは、関ヶ原の戦いにおいて西軍の総大将に祭り上げられて、敗戦の責を問われたにとどまらず、果ては、父祖が築いた百二十万石をわずか三十万石にしてしまったからである。これは、本当に輝元だけの責任なのであろうか。祖父・毛利元就の「天下を望むべからず」という遺訓に従い、平和な暮らしを営もうとした矢先、時代は矢継ぎ早に変わっていった。つまり、予期せずして豊臣政権が終焉し、毛利家内部も世代交代が進んだことが、輝元の立場を追い込んでいったのである。人々にそしられながらも、ひたすらに一族の安泰を願い、家を守り抜いたひとりの戦国大名の真摯な姿を描いた歴史小説。
昭和36年、福岡市下人参町(現福岡市博多区博多駅前)に生まれる。家業は代々大工の棟梁であり、自身も、大学卒業後、家業である建設・不動産業に従事、現在に至る。宅地建物取引主任者、一級建築施工管理士、二級建築士、二級建設業経理士などの資格を数種保有。
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