無我なるを待って
夫の肺癌闘病三五七日から学んだこと
肺癌で逝った伴侶が本当に残したかったメッセージと闘病の記録
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- その他
- 著者
- 須川 俊江・著
- ISBN
- 9784779006487
- 判型
- 4-6 ・ 232ページ
- 出版年月日
- 2011-03-20
内容紹介
ある60代の夫婦が末期癌と闘った記録。定年退職した夫と、老後の人生を豊かに生きようとしていた著者への突然の末期癌宣告。何をすればいいのか、どのように生きればいいのか。夫婦に残された時間は決して長くはなかった。しかし、それでも一縷の望みを失わず、夫婦は癌治療の最前線に身を投じる。そこで夫がとった行動は、主治医に逐次、病状を知らせ、投薬の意味を聞き、日々の体調をデータ化して淡々とメモを書き続けるといったものだった。その前後から著者はペンをとり、日々の心境や病院の対応、夫の症状の変化について日記をつけ始めた。夫がホスピスで命を燃やしつくすまでの1年6カ月の闘病日記と、夫の残したメモは、何を訴えるのか。高齢社会のいま、夫婦の在り方と、癌告知されたときにどう病と向き合うべきなのか、本作を通じて学ぶことができる。
■著者紹介
群馬県出身。
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