それでも、生きるの
なぜ人は生き続けるのか、その意味を見出すまでを描いた青春小説。
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- その他
- 著者
- 綾乃・著
- ISBN
- 9784779006777
- 判型
- 4-6 ・ 240ページ
- 出版年月日
- 2011-02-22
内容紹介
生まれてから今日に至るまで、薄幸の運命を背負った主人公歌音。父からの虐待、両親の離婚、自殺未遂、うつ病発症、いじめ、PTSDと、過酷な運命に翻弄され続けてきた。そこで味わった孤独や葛藤、親への憎しみ、男女間の問題は、いっそう彼女を苦しめる。しかし、辛く苦しい経験をしてもなお「生きる」ことの意味を模索し、決して最後の一線を越えることはなかった。彼女を助けたもの、それは、どんな逆境でも助けてくれた親友たちの存在だった。著者の体験を元に書かれた作品だけに、主人公のひたむきさや、必死さが一層強く第三者に訴えかけてくる。命を投げ出すことを厭わない若者たちが多い昨今、生きることの真の意味について、本作を通じて伝えたい。
■著者紹介
1985年4月生まれのO型。心に消えない傷を持っていて、過去の自分に戻らないようにという独自の思いで、ずっと髪を伸ばし続けている。好きな歌はスピッツの「楓」。10代の頃から詩などを書いている。宝物は親友・友達。
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