旧満洲 本溪湖の街と人びと
本溪湖の歴史と、そこに生きた人びとの記録。
- ジャンル
- 単行本 ノンフィクション
- シリーズ
- その他
- 著者
- 塚原 静子・著
- ISBN
- 9784779007101
- 判型
- 4-6 ・ 232ページ
- 出版年月日
- 2011-07-05
内容紹介
友人・美奈代が懐かしむ本溪湖は、どのような街だったのだろうか――。かつて日本が中国につくった満洲国の一都市・本溪湖。製鉄と炭鉱の町として栄えたくさんの日本人が住んだこの街へ、1937年に4歳で渡り、約10年を過ごした友人・美奈代の思い出をたどる。お祭りに運動会。季節の行事を楽しむ豊かな暮らしだったが、戦争で何もかも失い、やっとの思いで日本へ引き揚げた彼女の半生とともに、友の凍死、娘狩りに遭った女学校生、市街戦の経験など、20人余の体験談も記載したノンフィクション。歴史に置き去りにされた満洲・本溪湖の暮らしと人びとの想いが、今、明らかになる。
■著者紹介
1934年東京都生まれ。東京都立目黒高等学校を卒業後、東京ガス株式会社に勤務。結婚を機に退職し家庭に入る。東京都調布市在住。「どんぐり」同人。著書に、『梅の里にて』『友子の広島』(いずれも新風舎)がある。
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