病院の外で
膠原病と生きて三十四年
難病とともに生きた34 年間が、私を強くしてくれた。
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- その他
- 著者
- 康山 みやび・著
- ISBN
- 9784779007378
- 判型
- 4-6 ・ 208ページ
- 出版年月日
- 2011-10-20
内容紹介
13歳で膠原病に罹患し、一番多感な少女時代のすべてをあきらめなければいけなかった著者の、35年に渡る壮絶な闘病記。立っていられないほどの痛みや、体のだるさがあるにも関わらず、外からはどこも悪くないように見えるため、電車で優先席に座っていると、文句を言われてしまうこともある。そんな著者が考えた策は、足が悪くはないけれど杖をついて歩くこと。人知れず人生のほとんどを病気ともに歩んできた著者が、35年目の夏をむかえて今思うこと、それは「もう少しがんばってみる」というひたむきで前向きな力のこもったシンプルな言葉だった。
■著者紹介
1963 年生まれ。13 歳で膠原病の一つである「全身性エリテマトーデス」(SLE)を発病。その後、34年にわたり、闘病生活を送っている。女子栄養大学栄養学部栄養学科卒業。現在、書道教室の講師。
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