古事記外伝 イズモ・クロニクル
日本の歴史は、出雲から始まった。今明らかになる、古代史の謎。
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- その他
- 著者
- 多羅尾 整治・著
- ISBN
- 9784779007514
- 判型
- 4-6 ・ 352ページ
- 出版年月日
- 2011-11-15
内容紹介
古代日本の出雲地方に戦乱を避けて、辰韓から海を越えてやって来た職人集団がいた。彼らこそが、古事記に描かれた神々であった――。鉄造り職人フツの子フツシは、渡来者のリーダーとなり次第に勢力を伸ばし、スサを中心とした広大な地域を統一すると、ついに王を名乗る。スサの王、すなわちスサノヲの誕生である。スサノヲの統治する出雲王国は日本の西部のほとんどを支配下に置き、ほどなくして絶頂を迎えた。娘婿のナムチ、すなわち後のオオクニに王の座を譲り、スサノヲはこの世を去る。スサノヲとは異なる統治を進めるオオクニに、古参の重臣たちは次第に不満を募らせていく。そんななか、スサノオの妻の一人、ヒムカに暮らすテルヒが、イズモに戦いを挑んできた。果たして、出雲王国の命運は? 大胆な発想で古代史の新しい世界を構築する、歴史長編小説。
1947年鳥取県米子市生まれ。米子東高校から慶応義塾大学法学部政治学科に学ぶ。日興証券を経て家業の製材業を継いだ後、投資顧問業に転じる。東京市場での先物取引開始を機にビジネスホテル経営へ転身。その傍ら古代出雲王国研究をライフワークとする。著書『50兆円の年金資金が株を買う』『山陰の古事記謎解き旅ガイド』
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