モーツァルトに導かれて
リタ・シュトライヒの弟子、30年を経て歌を取り戻すまでの軌跡
- ジャンル
- 単行本 文学・評論
- シリーズ
- その他
- 著者
- 原澤 典子・著
- ISBN
- 9784779008016
- 判型
- 4-6 ・ 160ページ
- 出版年月日
- 2013-03-01
内容紹介
著者は幼い頃から身体が弱かったが、それを除けば何不自由なく音楽を勉強していた。ウィーンではリタ・シュトライヒやビルギット・ニルソンからレッスンを受けるなど、声楽家としての道を着実に歩んだ。ところが、ある日を境に次々と信じがたい悲劇が次々に襲ってくる……。身体の不調や多額の借金など、それらはまるでモーツァルトの人生かの如く似たような体験をし、彼女はいつしか歌を忘れたカナリアになってしまう。波乱万丈の人生を送ってきた声楽家が語る「歌」への思い、辛い時にいつも支えてくれた「モーツァルト」への思いを綴る。そして、こんな世の中だからこそ、音楽が人の心を救い優しくしてくれることを、声楽家の立場から語る。
■著者紹介
声楽家。武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業後、ウィーンへ留学。ビルギット・ニルソン、リタ・シュトライヒ、セナ・ユリナッチなどに師事。日本での初リサイタルは日フィルとの共演。その後、事情により音楽を断念。ウィーン料理レストランなどを経営するが2006年に閉店。さまざまな困難を乗り越え、30年の時を経て復帰を目指す。
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