出版実績

闘争と性の社会学

格差社会の根源に蠢くもの

人も文化も甦る、持続可能な社会のあり方を提言する革新の書

ジャンル
単行本 社会・政治
シリーズ
その他
著者
・著
ISBN
9784779009334
判型
4-6 ・ 200ページ
出版年月日

内容紹介

貧富の格差が広がり、未来が見通せず閉塞感に覆われた現代。「格差是正」や「弱者救済」などのスローガンが叫ばれ、誰もが平等で平和な社会の実現を望んでいる。しかし、この「平和・平等主義」こそ、実は社会を劣化させ閉塞させる原因であると著者は説く。人間社会の根本には、動物の生存競争と同様に、限られた資源やエネルギーを奪い合う「闘争」と、それに伴う弱肉強食の「淘汰」という厳しい現実があり、その過程で勝者と敗者が生まれ、格差が生じるのはごく自然なことである。平和・平等主義がこの人間社会本来のメカニズムを隠蔽したことが、今日の混迷の大きな原因なのだ。ならば、まずその欺瞞を解き、<厳しい現実=真実>を受け入れることから始めなければならない。現代社会を覆う閉塞感の原因を、「格差」をキーワードに解き明かし、真に持続的で発展的な社会のあり方を探求する。

■著者紹介
昭和24年、富山県生まれ。砺波市在住。建設業を営みながら研究を続ける。著書に『華麗なる爆発』(近代文藝社刊)がある。

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