わたしは中国人に拉致された!?
両腕をつかまれて大陸縦断560キロ
俺の命って700万円なの?……でも半額ぐらいで勘弁してくれませんか?
- ジャンル
- 単行本 ノンフィクション
- シリーズ
- その他
- 著者
- 金子 安宏・著
- ISBN
- 9784779009532
- 判型
- 4-6 ・ 176ページ
- 出版年月日
- 2013-03-15
内容紹介
言い渡された身代金は700万円。俺の命って700万円なの? 中国、韓国の工場で衣料をつくり、日本で販売する会社を営む社長。2012年8月にその事件は起きた。中国のある街を歩いていると屈強な男たちに両腕をつかまれ、車に押し込まれる。男たちの一人は見知った顔だ。取引先の会社の中国人社長である。「未払い分の金を用意しろ」と脅してくる。間に入った中国の会社が逃げてしまい支払が滞っている。だから親会社の社長であるお前が立て替えろというのだ。こっちだっていい迷惑だというのに。なんとか半分くらいの金額で許してもらおうとするがそうもいかず、広州から江西省までの560キロにも及ぶドライブがはじまった。拉致のあいだ戦々恐々としながらも、犯人の男たちの赤パンツに思わず吹き出してしまったり、ホテルで出された冷たい食事にムッとしてみたり、犯人から「胃が痛いだろう、こういうときは熱いお茶がいい」と勧められたり(お前らのせいだろが!)、コミカルな命がけ珍道中を描く。中国人、韓国人との付き合いにおいて注意しなくてはならないことや、心構えなどの実践的なアドバイスも紹介。彼らとの関係は楽しいことばかりじゃない、でも人間同士だもの、おもしろいことだってホロッとすることだってもちろんある。
■著者紹介
1952年東京の下町亀戸で長男として生まれる。卒業後、「海」「海外」「外国」という言葉に憧れ、貿易会社に入社。翌年、韓国、台湾に出張し、異国の文化に触れる。その後、間接的に北京西武、米国シアーズ・ローバックの仕事に携わる。86年友人数人とアパレル会社を設立。アメリカ、フランス、イタリア、韓国、台湾、香港、中国、タイ、インド、インドネシア等に出張する。99年有限会社ターンアップ設立。韓国、香港、中国をメインに繊維製品作りを始め、現在に至る。
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