出版実績

不正操作と偽りのマーケット

円短期金融市場に隠された闇を暴く

伝説のトレーダーが語る、2つの金利を巡る不正疑惑の真相。

ジャンル
単行本 投資・金融・会社経営
シリーズ
増刷 その他
著者
・著
ISBN
9784779009631
判型
4-6 ・ 260ページ
出版年月日

内容紹介

2012年12月、イギリスでLIBOR不正操作問題による初の逮捕者が出た。LIBOR(London Inter-Bank Offered Rate、ライボーと呼ぶ)は、ロンドンにおける銀行間取引金利のことで、ここで設定されたレートは、国際的な金融市場の基準となっている。この LIBORが、市場実勢よりも低く見えるように数値が操作されているというのが不正操作問題である。しかし、実勢金利と合わないのはLIBORではなく、むしろLIBORの東京版であるTIBOR(Tokyo Inter-Bank Offered Rate、タイボー)であると著者は指摘する。国内銀行業界は不正操作したTIBOR金利により、マーケットを私物化し、継続的に収益を得てきた可能性があるのだ。この事実が明らかになれば、不正の温床と化した日本の金融システムへの信頼は崩れ落ち、日本株は暴落。それを皮切りに最悪の場合、リーマンショックを上回る、日本発の世界金融恐慌が訪れる! かつて国際的なトレーダーとして活躍した著者は、不正操作事件の逮捕者の中に、トレーダー時代のライバルの名前を見つけ、この問題の真相を伝えねばならないと思い筆を執った。日本経済が孕む問題の核心を突き、来るべき未来を予見した衝撃の一冊。

■著者紹介
1990年大学卒業後、アメリカ銀行入社。1999年同銀行証券子会社であるバンカメリカ証券へ出向。その後、ドレスナー・クラインオート・ワッサースタイン証券、メリルリンチ日本証券、バークレイズ銀行を経てドイツ証券へ。2008年3月末付で退社後、AJin Investment Japan(エイジン・インベストメント・ジャパン)代表。

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