時間認識という錯覚
2500年の謎を解く
時間や現実は我々の認識の結果としてでしか存在しない。
- ジャンル
- 単行本 科学・テクノロジー
- シリーズ
- その他
- 著者
- 首藤至道・著
- ISBN
- 9784779009945
- 判型
- 4-6 ・ 204ページ
- 出版年月日
- 2013-07-20
内容紹介
「飛ぶ矢は実は止まっている」という古代ギリシャの哲学者・ゼノンの有名なパラドックス。この逆説は、人間の認識の本質を突いているがために、2500年もの間、私たちが元々「時間の概念」を持っているという「錯覚」から抜け出せず、謎として残されたままだったのだ。だから、これは詭弁や妄言などでは決してなく、それを証明するための条件が整っていなかっただけなのだという。本書は、言葉と意識の関連性を考察しつつ、「時間」の正体に迫っていきながら、時間というものの実体とはいったい何なのか、読者は考察を求められるとともに、無数の追体験をしていくことになる。そして、読み終わったときには、我々の目の前を今この瞬間も流れている時間が、我々の認識の結果としてでしか存在しないということを納得することになる。時間認識を新たにさせられる書。
1965年生まれ。大分県出身。本書と同様、分野の枠を超えた様々な提言を行っている。
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