田畑弘作品集 一つの星
描くこととは何か。人間とは何か。異才が描く聖書の宇宙。
- ジャンル
- 単行本 アート・建築・デザイン
- シリーズ
- その他
- 著者
- 田畑 弘・著
- ISBN
- 9784779010422
- 判型
- B4 ・ 128ページ
- 出版年月日
- 2013-11-05
内容紹介
1966年、アマゾンの奥地に降り立った若き画家。そこは鳥が歌い、動物たちが戯れ、草花が囁くインディオの集落。自然と生き、自然を畏れ、自然と一体となって生きる彼らとの暮らしの中での体験が、画家を「聖書」へと導くことになった。本作品集は、インディオと共に暮らし、彼らの中に<エデン>を見出した画家が描く、熱帯の空気と深い精神性を封じ込めた独創的な聖書の宇宙。旧約聖書・新約聖書の世界を、圧倒的な色彩と構図で表現した油彩・リトグラフ100点を収録。描くこと、そして生きることの意味を追い求めてきた画家が、永遠のテーマとの30余年の格闘の末に辿り着いた極地。
■著者紹介
画家。1929年富山県高岡市生まれ。富山大学で美術を専攻。五箇山で小学校教師をしながら絵の勉強を続ける。51年、棟方志功の勧めにより上京。63年、フランス留学。66年、アルゼンチンを経てブラジルへ。インディオ保護局の許可を得てアマゾン・シングー地域に度々入り、原住民と生活を共にする。帰国後、アマゾンの人と自然を題材に作品を発表。72年、アマゾンでの体験をきっかけに洗礼を受け、聖書を題材にした作品の制作に取り組む。絵画グループ「真樹会」を主宰し、後進の育成にも力を注いでいる。画集に『アマゾン賛歌』(1980年)がある。
■WEBサイト
田畑弘 作品
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