専門医が教える胆石の話
なんと10人に1人! 年々増加傾向にある病、胆石の実態に迫る。
- ジャンル
- 単行本 医学・薬学
- シリーズ
- その他
- 著者
- 磯谷 正敏・著
- ISBN
- 9784779011030
- 判型
- A5 ・ 188ページ
- 出版年月日
- 2014-07-15
内容紹介
胆石と言うと、一般の人はまず、激痛を伴う胆石発作や急性胆嚢炎を思い浮かべることが多いようです。しかし、一晩で急変することのある恐い重症胆肝炎や治療が困難な重症膵炎という病気も、胆石が原因となることをご存知の人は少ないと思います。胆石の多くは、コレステロールが結晶化したものです。胆石の成因を考えることは、食生活や生活習慣を見直すうえで重要です。これらをふまえ、本書では、胆石の成因や胆石によるお腹の痛み、胆石によって起きる肝臓や膵臓の病気について、対話形式で解説します。また、臨床研究の成果をもとにした胆石膵炎の診療の実態についてもお伝えします。
■著者紹介
岐阜県各務原市生まれ。1976年名古屋大学医学部卒業後、大垣市民病院で研修を1年間行った後、引き続き同病院で外科医として勤務。1982年に名古屋大学第一外科に帰局し、肝・胆・膵・食道外科を修練。1985年に主論文「胆石に起因する肝炎の病態に関する臨床病理学的研究」で医学博士の学位を取得。大学に在籍した3年余りを除き、現在まで大垣市民病院で外科臨床に携わっている。1999年外科部長、2008年から副院長。2004年から大垣女子短期大学非常勤講師、2007年から名古屋大学医学部医学科臨床教授を兼任。日本外科学会、日本消化器外科学会の各指導医・専門医。日本臨床外科学会、日本肝胆膵外科学会、日本腹部救急医学会、東海外科学会の各評議員。
著書に、『膵・胆道疾患の診断と治療 ―症例を中心として』(分担執筆、1984年、医学図書出版)、「急性腹症の診断と治療」 (分担執筆、 1987年、医学図書出版)、『イレウス治療』(共著、1991年、医学書院)、『Recent Advances in DISEASES OF THE ESOPHAGUS』(分担執筆、1993年、Springer-Verlag)、『胆道外科の要点と盲点』 (分担執筆、2002年、文光堂)、『実践 漢方ガイド-日常診療に活かすエキス製剤の使い方』(分担執筆、共編、2010年、医学書院)など。
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