ヒロシマ 叔父は十五歳だった
わたくしみずからの手で、叔父の墓標を立てるために
- ジャンル
- 単行本 ノンフィクション
- シリーズ
- その他
- 著者
- 金谷 俊則・著
- ISBN
- 9784779011061
- 判型
- 4-6 ・ 208ページ
- 出版年月日
- 2014-07-15
内容紹介
昭和20年8月6日、広島に原子爆弾が落とされた。叔父・善夫はその日に中学校で亡くなったと家族の誰もが思っていた。しかし、28年たった昭和48年8月2日に真実が姿を現した。平和記念資料館で公開された身元不明の原爆罹災者名簿の中には「金谷善夫 昭和二十年八月七日死亡 十五歳 陸軍被服支廠」とあったのだ。なぜ叔父は、中学から約1.6キロメートルも離れた陸軍被服支廠で亡くなっていたのだろうか。しかも、1日近く生きていたのだ。その日叔父の身には何が起きていたのだろうか。――15歳の少年の夢を無残にも奪った戦争の惨さを改めて考えたいノンフィクション。
■著者紹介
1951年、広島市に生まれる。広島国泰寺高校、広島大学医学部卒業。医学博士。病院勤務を経て、1993年、広島県北部に内科医院を開業。
著書:『吉川興経』『武一騒動』『毛利隆元』(以上、中央公論事業出版)。
あなたも出版してみませんか?
お気軽にご相談ください。
03-5411-7188
営業時間:平日10:00〜18:30