表現者インタビュー
貴著が刊行されました 今のお気持ちはいかがでしょうか
小説を書くことは、昔からの夢だったので、ようやっと夢が叶った思いで、本が届いた時には喜びで心が一杯になりました。
この『季節はめぐり、そして春は来る』という物語は、劣等生で、地味でパッとしなかった高校生が、女の子にフラれて、浪人をすることを決め、強く生きる決意をして、受験勉強に励み、出会った方達との関わり合いを通して成長するという物語です。
十七、八歳の若者の、人生に対する切実な思いや感受性というのは、鋭いが故に、大変なことも多いけれど、小さなことに感動したり、若い時の貴重な時間を共有したりといった思春期の心を、読者にお伝えできたらな、と思います。
今回出版しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?
近年、芥川賞を受賞された作家さんを、テレビとかで、よく見かけるようになったことです。
僕は昔から作家になるのが夢で、小説を書きたいという思いがあったので、自分も、純文学を書こう、と思うきっかけとなりました。どんな方に読んでほしいですか?
勿論、同じ時代を生きてきた同年代の人、あるいは、大学生や、若い人、受験生で孤独な努力に行き詰まった人。それから、世の中の先輩の方々にも、是非読んで欲しいです。