とにかく読んで面白いと思われるものを書きたいと思っていました。小説を出版してもらえるようになるまで長い時間を要しましたが、面白いと思ってもらえるものを書けたのではないかと思います。小説というものは100人が読んだら100通りの読み方ができるものだと思います。今回の小説も数人の方にあらかじめ読んでいただきましたが、感想が人によって異なっていました。人それぞれの読み方ができることが小説というメディアの大きな魅力だと思っています。そして良い小説こそいろいろな読み方ができると思いますので、今回の小説がそのようなものになっていて欲しいと思っています。