座右の一冊
泥流地帯(上・下)
三浦綾子著ここが魅力
私が高校生の時に出逢った本です。泥流に飲まれ、大事な人を失い、それでも自分の信念を貫き、生きていく。そんな主人公たちの姿に、私は人生の節目に何度も読み返し、その度に勇気づけられました。
そして、その中に「難儀なことだからやってみる。楽なことなら、誰でもやるさ。
しかし、難儀なことは、やる気のある者でなければやれないんだ」という一節があります。
もしかして、今回の出版に至る気持ちも、それに当たるのかもしれません。