表現者の肖像 安田健介
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執筆に秘めた思い

の第1弾書籍『抽象・具体の往復思考―安田健介傑作選―』を読んでもらっただけでは、どこが「抽象・具体の往復思考」か、フに落ちない人が多いと思います。実は、私自身もこれを意識的に自覚したのは最近にすぎません。 インタビューのなかで、クレアチニンと透析患者の例を語りましたが、自分の思考としての「抽象・具体の往復思考」のありようを第2弾以降、もっとわかりやすく書きたいと思っています。「言葉」という抽象と、「意味する内容として受け取るもの」との具体との関係(一般意味論)がもっとも重要な場面です。 「笑い」ももちろんですが、内容は気楽に読んでもらえればと思います。  第1弾では、法律における抽象と具体を書いている「法律の成分」がわかりやすいと思います。ぜひ読んでみてください。

幻冬舎ルネッサンス

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