表現者の肖像 武村和正
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書籍に込めた思い

回の出版に込めた思いは3つあります。 ひとつは、AI時代においてビジネスマンに求められるのは「応用力」であり、その土台となるのが「教養」であることを強く認識してほしかったことです。日本人ビジネスマンは、応用力の土台となる教養を積もうという意欲が希薄だと感じます。ならばその意欲を掻き立てたい、それが第1の思いです。
ふたつめは、他のビジネスマンとの差別化を図ろうとするビジネスマンにとって、差別化技術の土台となるのは「専門教養」であり、したがって専門教養を高める必要性を訴えたかったことです。
最後は、銀行・信用金庫が、次の世代の優秀な人材に「魅力的」と映る業種へと転換してほしいという思いです。ICT企業、銀行を問わず、高い付加価値を生むことができる人材の素養は、高い専門教養を身につけられる人材です。また、その人材を活かせる環境も共通しており、自由度の高い職場でしょう。この本は、個々のバンカーがどのように教養を高めれば仕事を楽しむことができ、それとともに就業環境が良い方向に変わるはずであること、そのノウハウを提供したいという思いが込められています。

幻冬舎ルネッサンス

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