表現者の肖像 野上慶介
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小中高

 父と母共に教員、6人の子どもの末っ子として生れる。父が49歳で夭折、私は小学校3年であった。
 中学時代は腕白な一面があったが、弱い人を助け、強い無法者に立ち向かっていくという危うさも持ち合わせていた。
 この中学生時代、予科練出身の教師に指導を受けた鉄棒で、一年生の時大車輪を誰よりも早く習得し、小中合同の運動会で、運動場の真中に設置した移動用の鉄棒で演技し、多くの人達から拍手喝采を受けた。この時の快楽は、その後私の生き方に影響を与えたのではないかと考えられる。
 高校二年の時、校内で先生と対立したことから自主退学となる。

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