表現者の肖像 柴田和夫
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インド仏跡巡礼、タイ戦没者の慰霊碑への参拝

2017年、11月下旬より12月上旬までの間、奈良薬師寺の村上太胤管主を団長とするインド仏跡巡礼の旅及びタイにおける戦没者の慰霊碑への参拝の旅に参加する機会を得ました。 同巡礼の旅は、強行軍でまさに修行の旅でもありましたが、ブッダガヤ大塔からブッダガヤの日本寺までの間、その日本寺に納経する写経を運ぶための台座を巡礼の旅参加者全員が前後に分かれ「散華、散華、六根清浄」と唱えながら聖地ブッダガヤを練り歩きました。

釈迦牟尼仏陀が悟りをひらいた菩提樹、悟りを開く前に苦行を続けた洞窟、スジャータから乳粥を寄進された村、初めて説法を行ったサールナート等では、巡礼者一同で般若心経を読経し、大変清々しい気持ちになることができました。

その昔、横尾忠則さんが、「人間には二種類あり、インドに行くことができる人間とインドに行くことができない人間である」と言っておりましたが、今次インド訪問ができましたことは、ひとえに釈迦牟尼仏陀の御慈悲であったと考えています。

柴田ヒストリー3写真

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