表現者の肖像 石橋直道
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1998年

II.観光

1.平成10年(1998年)、私の年齢:66歳、タヒチ、首都パペーテ。

双発飛行機でパペーテから僅か10分のモーレア島。同島ベルベデール展望台より最高峰トヒエア山を眺望する。山岳と湖沼と深緑が一体となって、一幅の絵を現出する。

2.

植物園で目撃したバニラの木。成長すると、莢いんげんのように細長い莢が鈴なり状に垂れ下がる。莢の中の小さな種が、ソフトクリームなどのお菓子の原料として利用される。私はかつて訪れたマダガスカルで、バニラの木が沢山栽培されているのを見た記憶がある。

3.

タヒチ島周遊バスツアーで会った2人連れのアメリカ人女性。左の婦人は、モヒカン刈りの頭をした青年の息子さんがいると朗らかに語り、右の婦人は5年前夫と死別したと淋しそうに話した。

4.

モーレア島のソフィテル・イア・オラ・モーレアで出会い、仲良しになった少女。この澄んだつぶらな眸を何に譬えれば良いと言うのか。私は、この海浜で、沢山のカラフルな美しい熱帯魚を観た。

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